【長野市ゴミ出し】剪定枝の片づけに便利な道具(一般向け)
剪定ゴミの片づけは意外と大変
庭のお手入れは楽しいですね。
しかし、伐るのはよくても剪定ゴミの片づけは大変です。
特に枝の処理が厄介ではないでしょうか。
今回は長野市にお住まいの一般の方向けに、枝処理に最適な道具を紹介いたします。
その前に、まずは長野市の剪定ゴミの出し方を確認しておきましょう。
長野市のゴミ収集所へ剪定枝を出す時は
長野市の公式サイトに記載があります。
枝は1mくらいの長さに切り、直径50cmくらいの束(枝1本ごとの直径は25cm以下)にして、ひもでしばって出す(粗大ごみシール不要)
※長野市公式サイトから転載
※2022年9月現在の情報です
専門業者であれば、長い枝もそのままトラックに積み込んだりできるので何ら問題ありません。
しかし、一般の方は以上のように短く切らなければなりません。
この作業、やってみると意外なほど面倒だったり危険だったりしますが、使う道具の選択が重要です。
枝を切るための道具の例
①ノコギリ
まずはコレでしょう。
細いものから太いものまで何でも切れますし(労力はともかく)、安価です。
誰でも扱いやすく、安全性も比較的高いですね。
ただし、今回のテーマである「枝を短く切る」という作業においてはどうなんでしょう?
ノコギリの弱点は「しっかり固定しているものでないと切りにくい」というところです。
数回程度ならともかく、何回も切るとなると結構面倒なんですよね。
②ナタ
これもノコギリ同様安価で、誰でもそれなりに扱えるでしょう。
使い勝手はというと、枝の股を狙ってバラしてゆくのは向いています。
ただ、直径1㎝以上のものを切ろうと何回も振っていると、嫌になると思います(笑)
ナタの弱点は「振り降ろして切る」という性格上、安全性に乏しいという点です。
③チェーンソー
本命かもしれませんが、危険度は最上位です。
意外と知られていませんが、細い枝を相手にする時もキックバック(刃が跳ね返る危険な現象)が起きやすいです。
個人利用ならともかく、業務使用だと「特別教育」という資格が必要なこと、防護パンツなどの保護具の着用が義務付けられているのも、その危険さのあらわれでしょう。
やはり、高効率の工具ほど代償は大きいのです。
使いこなせばとても便利ではあるものの、高価なこと、維持に手間がかかることも含めて、一般の方にはおすすめしません。
では何を使えばいいのか?
ズバリ、これです。
※下の剪定鋏はオマケですが、これももちろんオススメです。
太切り鋏です。
・誰でも扱いやすい
・安価でメンテナンスがラク(かなり使ってから研ぐくらい)
・両手を使うので、手や腕を切る可能性が皆無
・ナタやノコギリで切りにくい、固定されていない直径1~3㎝くらいの枝切りに向いている
↑このくらいの枝なら楽勝です。
私が未経験の人に枝切りを任せるなら、間違いなくこれを渡します。
特にオススメするのは安物ではなくニシガキ工業の「太丸」です。
オレンジカラーが目印ですね。
ちょっとだけコツがあります。
枝に対して直角に刃を当てず、少し斜めに当ててやると切りやすいですよ。
これを使って、面倒な枝片づけを快適にこなしてください!
記:稲垣
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