長野県北信の剪定、伐採、草刈りならお任せください

お問合せフォームからのご連絡をお待ちしております 090-5786-4738 8:00~17:00 不定休

ブログ一覧


伐採と剪定の違いとは?目的・時期・費用を徹底比較

伐採と剪定の違いを理解した上で作業を行う様子

 

一見似ているように感じる伐採と剪定という言葉ですが、実は作業後の結果が大きく違うため、一度間違えると取り返しのつかないことになってしまいます。基本的には、伐採では樹木そのものを切り倒し、剪定では不要な枝や葉のみを切り落とすという違いがあります。今回は、そんな伐採と剪定の違いについて詳しくご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

伐採と剪定の目的の違いとは?

伐採も剪定も木を切る作業であることには変わりありませんが、作業の後に木を生かし続けるのかという点に大きな違いがあります。ここでは、伐採と剪定の目的の違いについて見ていきましょう。

伐採とは?

伐採は、樹木そのものを処分したいという時に行う作業です。基本的に一度伐採を行ってしまった木は、その後生き続けることができません。なぜなら伐採は、幹を地面に近い場所で切り倒してしまため、光合成が出来なくなるからです。成長ができなくなった樹木は、最終的に枯れてしまいます。

 

例えば、土地を更地にして別の目的で活用したい、新しく建物を建てたいという場合には、伐採だけでなく残った切り株も抜き取る抜根という作業も行うのがおすすめです。そうすることで、残った切り株に害虫が住み着いたり、足を引っ掛けて転んでしまったりするのを防ぐことができます。

剪定とは?

剪定には、庭木を活かしつつ枝の長さや樹木のサイズを調節するという目的があります。剪定では、樹木に負担がかからないよう、切り落とす枝を慎重に選ぶため、正しく行えば樹木に負担がかかることはありません。

 

例えば、木が大きくなりすぎて邪魔になっている場合であれば、コンパクトな大きさに剪定することができます。さらに、日当たりや風通しが悪い場合には、茂っている部分を間引くことで樹木の健康を守ることにもつながります。このように、木を生かしたまま整えることが剪定の一番大きな目的となっています。

伐採と剪定のタイミングの違い

ここでは、伐採と剪定を行うタイミングの違いを詳しく見ていきましょう。

伐採を行うタイミング

伐採を行うタイミングは、その目的によって少しずつ異なります。例えば、切った樹木を木材として使用したい場合には、冬に伐採するのがおすすめです。なぜなら、冬場には樹木の成長が止まり、より密度の高い頑丈な木材になるからです。一方で、敷地を整備して更地にしたいという場合にはどのタイミングで伐採を行っても構いません。

 

梅雨時期に伐採を行い樹木をそのまま放置してしまうと、樹木が腐ったりシロアリの住み家になってしまうリスクがあります。梅雨時期には伐採を避けるようにするか、伐採した樹木を速やかに撤去するよう心がけましょう。

剪定を行うタイミング

剪定を行うタイミングは、樹木の種類や季節によって異なります。例えば、常緑広葉樹であれば暖かい時期の剪定が必要なので、3月下旬から4月下旬などに行ってください。落葉広葉樹は、木の成長が緩やかになる12月から2月がおすすめです。常緑針葉樹であれば、冬に剪定を行っても問題はありませんが、花をきれいに咲かせるためには春前に行うのがおすすめです。一方で落葉針葉樹は、寒さに強いという特徴があるので、12月から3月が適切です。

 

このように樹木の種類にあった適切なタイミングで剪定を行わないでいると、樹木に十分な栄養が回らず弱ってしまったり、枯れてしまったりする可能性があります。また、花や実が少なくなってしまうことも考えられるため、必ずベストなタイミングを確認した上で剪定を行ってください。

伐採と剪定の費用の違い

伐採と剪定の費用は、その木の状態や種類によっても異なりますが、基本的には伐採よりも剪定の方が安く済む傾向にあります。なぜなら、剪定は伐採に比べると作業量が少ない上に、作業に伴う危険度も少ないからです。特に、高さのある大きな木の伐採は、危険度や難易度が上がるため費用が高くなる傾向にあります。どうしても樹木を撤去したいという場合でなければ、ひとまず剪定を行っておくのがおすすめです。

まとめ

今回は、伐採と剪定の違いについて詳しくご紹介しました。伐採には樹木を残さず処分するという目的があり、剪定には不要な枝を切り取って見た目や樹木の状態を改善するという目的があります。状況に応じて適切な方法を選ぶようにしてください。

 

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2021 ライチョウグリーンサービス. All rights Reserved.