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伐採を行うべきベストタイミングとは?目的と種類に分けて解説

適切なタイミングで伐採を行っている様子

 

伐採を行うタイミングには、適切な時期とそうでない時期があります。伐採の目的に合わせてベストのタイミングを選ぶことで、効率よくスムーズに伐採を進めることができるでしょう。そこで今回は、伐採の目的や樹木の種類別に伐採を行う適切なタイミングについてご紹介します。

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目的別!伐採のベストタイミング

まずは、目的別に伐採のベストタイミングを見ていきましょう。

木材として利用したい場合

伐採した樹木を木材として再利用したい場合には、冬の時期に伐採を行うのがおすすめです。なぜなら、冬の間樹木は成長をストップさせるため、樹液の量が減るからです。樹液の量が減ると、木材がしっかりと乾燥し、密度の高い木材になります。特に冬に切り取った竹は、割れにくく炭としても品質が高まるといわれています。

不特定の目的で伐採する場合

樹木を伐採して更地にしたい、別の木に植え替えたいなどの理由で伐採を行う場合には、基本的にはどんなタイミングで伐採を行っても構いません。しかし、急ぎでない場合には、秋の終わりから春前の時期に行うのがおすすめです。なぜなら冬場は樹木が乾燥し、軽くて扱いやすい状態になるためです。また、落葉樹の場合には冬場には葉が落ちるため、より伐採をスムーズに行えるというメリットもあります。 

種類別!伐採のタイミング

次に、樹木の種類別に伐採を行うタイミングを見ていきましょう。特に伐採後に木材として活用したいと考えている方は、しっかりとタイミング合わせて作業を行ってください。

ヒノキ

ヒノキの伐採は、3月から4月、7月から12月にかけてがおすすめです。特に木材の質にこだわりたいという場合には、10月から11月に行うのがよいでしょう。ヒノキは、2週間程度葉枯らしを行うことで、重量を軽くし作業をスムーズにすることができます。 

杉 

杉の伐採は、7月から8月、11月から12月にかけて行うのがおすすめです。より品質の良い木材を得たいという場合には、6ヶ月ほど葉枯らしを行ってください。

竹の伐採は、竹の成長が止まる秋から冬にかけてがおすすめです。具体的には、11月から3月頃が目安となります。一方で、4月から9月頃は竹が成長を行っているため、伐採には適していません。竹を伐採する時には、ノコギリ、チェーンソー、斧などの道具を使って伐採方向をあらかじめ決めた上で、安全に伐採を行うようにしてください。 

伐採を避けた方がよいタイミング

次に、伐採を避けた方がよいタイミングについて見ていきましょう。

梅雨時期

梅雨時期に伐採を行うと切った樹木の処理が大変であるというだけでなく、木材にシロアリが住み着いたり、腐ったりしてしまう可能性が高くなります。また、雨で足元がゆるく伐採の危険も高まります。湿度の高い時期には、できるだけ伐採を避けるのがおすすめです。

縁起の悪い日

日本では、自然に神が宿っているという考え方が古くからあるため、樹木の伐採にあたって縁起を気にする方も少なくありません。昔から土公神いう神様が 土の中にいる「つちの日」は、木を切っていけないといわれています。

 

つちの日は、縁起が悪いというだけでなく、季節的な理由から木が乾燥しておらず地盤が固まっていないので地崩れが起こりやすい、伐採した木材に虫が入ったり腐りやすくなったりしやすい傾向にあります。大つち、小つちとそれぞれ7日間ずつ約2ヶ月おきにあるので、気になる方は立木伐採カレンダーで確認してみましょう。

 

また、立夏・立秋・立冬・立春に入る前の18日間である「土用」にも、樹木を切ってはいけないとされています。なぜなら、つちの日と同じように土公神いう神様が土の中にいるというだけでなく、1年の中でも木の成長がとても盛んな時期だからです。また、思い出のある樹木を伐採する際に縁起が気になるという方は、お祓いを行って伐採するのもおすすめです。 

まとめ

今回は、伐採を行うタイミングについて、伐採の目的や樹木の種類ごとにご紹介しました。伐採した樹木を木材として使用する場合には、特に伐採を行うタイミングに注意が必要です。梅雨時期や縁起の悪い日などを避け、スムーズに伐採を行いましょう。

 

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