庭木の手入れにはコツがある!失敗しないためのポイント4選
庭木の手入れに挑戦してみたいけれど、失敗したくない…とお考えではないですか?この記事では、庭木の手入れを行う際のコツや、庭木の手入れが必要な理由をご紹介します。ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
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庭木の剪定が必要な理由
自然に存在する樹木は、手をかけなくてもすくすくと育っていますが、庭木にはなぜ手入れが必要なのでしょうか?ここでは庭木の手入れが必要な理由をご紹介します。
トラブルを避ける
木を放っておくと、根を張って自由奔放に枝を伸ばしてしまうため、予想以上に大きくなってしまう可能性があります。木の一部が敷地内からはみ出すと、近隣住民とのトラブルに発展しまったり、電線に枝がかかってしまったりする可能性があります。また古い木は、枝の落下や倒木により、被害をもたらしてしまうリスクが上がるため要注意です。
樹木の成長を促進する
樹木が健やかに成長するためには、それぞれの特性に合わせた環境が必要不可欠です。剪定を行うことで、風通しや日光の当たり方をコントロールできます。不要な枝や葉を取り除けば、栄養が適切な場所に与えられるため、成長が促進されるでしょう。また、栄養が満遍なくいき渡ることで木自体の免疫力がアップし、病害虫や病気に負けにくくなるというメリットもあります。
庭に複数本の木を植えている場合、弱くて小さい木をそのままにしておくと、近くにある強い木に養分を取られてしまい、ますます弱ってしまいます。大きく育っている木の成長を抑制してバランスを保つことで、すべての庭木が健康に育ちます。
見た目が良くなる
庭木が伸びきってしまい樹形が崩れてしまうと、見た目も良くありません。庭の美観を保つためにも、きれいにメンテナンスをしておく必要があります。また、庭木は日陰用や目隠し用、シンボルツリーとしてなど、さまざまな役割を果たしています。それぞれの役割に適した形や高さは違うため、余分な枝を切ったり高さを抑えたりなどの調整が必要です。
庭木の手入れを自分で行う際のコツ4選
ここからは、庭木の手入れを自分で行う際のコツをご紹介します。
手入れの道具は質のいいものを使う
初心者の方ほど、手入れに使う道具は質の良いものを使ってください。切れ味がよく質の高い道具を使うことで、スムーズに作業が進みます。また切り口がきれいに仕上がる方が、木へのダメージが少なく傷の回復が早いため、庭木の健康状態を保つ上でも大切です。枝の太さに合わせて道具を変える必要があるため、植木バサミや剪定バサミ、剪定ノコギリなどは最低でも用意しておきましょう。
芽の位置に注意してはさみを入れる
花を咲かせたい場合には、外に向かって伸びている「外芽」を残してはさみを入れてください。内側に伸びていく「内芽」は、日当たりや風通しが悪くなってしまうので、基本的には切ってしまいます。
花がなかなか咲かない場合には、全ての芽を切ってしまっている可能性も考えられるため、芽が作られる時期や芽のつく場所は調べておきましょう。
全体のバランスを崩さない
一本の枝から、小枝や葉が無数に生えていますが、ただやみくもに切ってしまっては、全体のバランスが崩れてしまいます。左右の偏りが出ないように、一定の間隔で葉を残しながら慎重に切っていきましょう。葉の生え方には木によって特色があるため、個性を見極めながら剪定を行なってください。
他の木を参考にする
剪定に夢中になっているうちに感覚が麻痺し、ベストな形や状態がわからなくなってしまうものです。そのようなときには、隣の公園や道に生えている木など、プロの手が入っている樹木を手本にしてみましょう。剪定を始める前に、目標とする木を見つけておくのもおすすめですよ。
時期や切り方を間違えると庭木が枯れてしまうことも!
庭木の手入れを行う際には、芽の向きや枝を切り落とす角度などの注意すべきポイントがたくさんあり、季節を間違えるだけでも木に大きなダメージを与えてしまいます。木の知識や剪定のテクニックに自信のない方は、プロの業者への依頼がおすすめです。
剪定には、専用の道具はもちろん、それらを使いこなす技術が必要です。地上での作業が簡単そうに見えても、高所での作業になると足場が安定しないため、思ったようにいかない場合もあります。滑落事故などを防ぐためにも、不安のある方は一度業者へ相談してみましょう。
まとめ
いかがでしたか。庭木を剪定するメリットや、手入れする際のコツをご紹介しました。木は意外にもデリケートなので、手入れには十分な知識とテクニックが必要です。切り方に失敗した程度であれば見栄えが悪いだけなので問題ありませんが、場合によっては病気などのトラブルを引き起こしてしまうケースもあります。そのような事態を防ぐためにも、不安のある方は専門業者への依頼を検討してみてくださいね。
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