草刈りの時期は年3回!効率のいい草刈りのタイミングとコツ
雑草ってちょっと放置してしまうだけで一気に成長してしまう厄介な存在ですよね。あなたは何月ごろに草刈りを行いますか?「そもそも最適な時期って何月ぐらいがおすすめなの?」という方のために、この記事では草刈りにもっとも最適な時期についてご紹介します。少しでも簡単に行うためのコツについても併せてご紹介するのでぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むための時間:3分
年3回の草刈りの時期と特徴
草刈りは3つの時期に行うのが一般的です。それぞれの時期に行う特徴について理解しておくことで、あなたにあったタイミングを知ることができます。
6月から7月の草刈りの特徴
梅雨明けの時期は草がもっとも大きく成長する時期です。この時期に草刈りをしておくことで、雑草が必要以上に成長してしまうのを防ぐことができます。気温も高くなりすぎないので熱中症のリスクが下がります。梅雨が明けた頃に行うのが一般的ですね。
9月から10月の草刈りの特徴
夏が過ぎて暑さが落ち着いてきたこの時期は雑草の成長が比較的穏やかになる時期です。気温が徐々に下がってくるこの時期に草刈りをすることで、雑草にダメージを与えて雑草が増えるのを防ぐ効果があります。
11月から12月の草刈りの特徴
この時期は気温が一気に下がるため雑草が枯れてくる頃です。枯草を放置しているとカメムシが寄ってくるだけでなく、景観を損ねてしまうことにも繋がります。
最も効率的に草刈りが行える季節は冬
草刈りを行う時期で効率的に行うことができるのは、気温が低く雑草の成長が穏やかになっている冬だとされています。冬は気温が低く雑草が成長しづらい季節なので枯草となるこの時期にしっかりと作業を行うようにしましょう。
冬に草刈りを行えば熱中症などのリスクも少なく安全に草刈りを行うことができます。また冬の時期は雑草が刈れやすく、作業後の後始末の際に処理しやすいという大きなメリットもあります。
効率的な草刈りのタイミングはいつ?
草刈りを行ってもすぐに成長してしまっては草刈りをした意味がありません。草刈りを効率的に行うには、まとまった雨が降って晴天がしばらく続いたときが一番おすすめです。雑草は雨に含まれる成分の窒素を栄養源として成長します。さらに晴れた日がしばらく続いた結果、光合成が促進され急激に成長します。
しかし、一度成長しきってしまうと、ほとんどの場合は成長を止めてしまうため、そのタイミングで草刈りを行うことで少しでも雑草がない状態を保つことができ、景観を保つことができるようになります。
また、気温が少しずつ高くなってくる春から夏にかけて雑草が生えにくくすることを考えて作業すると草刈りも楽になるので、刈り取るタイミングを意識して効率よく草刈りを行うようにしましょう。
草刈りを簡単にするコツ
草刈りを行うときに使う道具は人によって様々です。鎌を使って草刈りをする方は、根のすぐ上を刈り取るようにしましょう。植物には新しい組織を作る成長点があり、雑草は成長点が根の上にあるということを覚えておきましょう。その部分を刈り取れば雑草が生えてくるのを防ぐこともできます。
また、草刈り機を使って作業する場合にはその場所に適した刃の種類を選ぶようにしましょう。固いものに当たったときの反動が少ないナイロンカッターは石などの障害物が多いところで安全に使うことができます。もっともポピュラーなギザギザとしたチップソーを使っている方は硬い雑草などの場合には歯の数が多いものを使い、逆に柔らかい雑草には刃が少ないものが負担が少なく効率的に作業することができます。
草刈り後の処理の仕方
草刈りをすると草の処分に困ってしまいますよね?一般的には燃えるゴミとして自治体の処分方法に沿って処理することになりますが、雑草の量があまりにも多いと一度に処分できない場合もあるので各自治体に確認してみるようにしましょう。また、比較的処分する雑草が少ない場合には穴を掘って堆肥としてしまう処分方法もあります。
雑草をその日のうちに処分しない場合にはシートの上に置いておくことが重要です。根が付いたままの雑草を土の上に放置しているとすぐに根を張り、また新しい雑草が生えてしまうことになります。乾燥させる場合にもしっかりとシートを敷いてから干すようにしましょう。
まとめ
この記事では草刈りを行う上で最適な時期と、簡単に雑草を刈るための知っておくべきコツについてご紹介しました。草刈りをせずに放置てしまうと、景観を損ねてしまうだけでなく害虫などの被害に繋がってしまうこともあります。適切なタイミングにしっかりと処理をして気持ちよく過ごせるようにしましょう。
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