長野市でモミジなどの剪定方法の切り替え
こちらのお庭は以前担当された方が引退されてから、3年前に私が引き継ぎました。
地下水を利用した池のある、素敵なお庭です。
サルスベリの剪定を切り替えてゆきます
花の咲く前でもったいないですが、少しだけ枝を間引きます。
これまではよくある「こぶ仕立て」だったのですが、 自然の樹形に戻すための第一段階です。
今回はこのくらいで。
次回剪定は花後ですね。
モミジも自然樹形を目指します
↑担当当初はこんな状態でした。
刈り込みで仕立てていたので枯れ枝がいっぱい詰まってしまい、鋏を入れるのもひと苦労です。
このモミジは刈り込み→透かしへ剪定方法を変えて3年目ですが・・・
昨年の晩秋 本日作業前 作業後
一見刈り込んでいるように見えますが、一枝ずつ鋏を入れています。
夏場は葉を減らしたくないのですが、ここまでなってしまうといじらざるをえません。
しかしまあ、今年も「本日作業後」のように徒長枝が触手のように出てきてしまいました。
なかなか直りませんね・・・。
これはもう過去の剪定の問題で、モミジはうまく鋏を入れないと、ずっとこんな樹形を引きずってしまいます。
今回はこの流れを打破しようと、年間管理に切り替えました。
やはり好評な年間管理
こちらのお庭は昨年まで晩秋1回だけのお手入れでした。
今年からは私の提案で年間管理とさせていただきました。
なにせ自分の携わるお庭がさっきの「触手モミジ」では、納得いきません!
今までの年1回だと難しかったですが、今回の手入れでモミジもサルスベリも自然樹形に戻しやすくなるはずです。
そして今回あらためて見積りましたが、なんと昨年と料金はぴったり同じになる奇跡でした。
「来てもらう回数増えるのに、もっと高くたっていいよ~」
と言っていただきましたが、一気にやるより私も作業がラクですしお金に換えられないメリットもありますので。
「このモミジいつもボウボウのまま夏を過ごしてたけど、やっぱりスッキリさせるといいね!」
と喜んでいただきました。
しかし私としては
「まだまだ理想形は先になりそうだ・・・」
と心配でしょうがないのです(笑)
いつか風の通るモミジとサルスベリを目指して!
今年度も少しずつお邪魔して、良くしていこうと思います。
記:稲垣
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