春の訪れと大樹の強剪定に思うことは
長野市に春の兆し
急に4、5月並みの暖かさとなり、体が驚いてしまいます。
道端に目をやると、オオイヌノフグリが咲いていました。
木々をよく見れば芽がふくらんできていたり、春の兆しはそこかしこにありますね。
スキーは好きですが、日も長くなってきて暖かいのは過ごしやすくて嬉しいです!
強剪定された大樹たち
私の家の近所では、この冬の間に三か所の寺社の木が強剪定されていました。
↑こちらはその一つ。
どうしてこうなったのか・・・。
いやいや、こうなった理由もいくつか想像できますし、妥協点としてこの姿なのかもしれません。
ご依頼主やご近所のご要望、予算、工期などなど、諸々の事情は察します。
しかし、どこもかしこもこのような伐り方をしていては、貴重な街中の大樹が滅亡してしまうのではと心配になってしまいます。
良い形で残していくためには、伐り手の問題だけではなく、ご依頼主やご近所の皆さんの理解が必要です。長い目で見ればお金もかかるかもしれません。
それを説得していくのも、伐る人間の責務なのでしょう。
とてもとても、難しいことですが・・・。
記:稲垣
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