小布施町で竹の伐採のお手伝い
仕事仲間のBさんのお手伝いで、竹林の伐採&整備です。
お寺の敷地である森に竹がはびこっており、こんな具合に鬱蒼としております。
倒れたり枯れたりしているものが多く、まともな状態の竹は限られます。
竹林整備の難しさ
経験しなければ分からぬ竹を伐ることの厄介さ。
伐るだけなら簡単ですが、密に生えることとしなる性質により、簡単には倒れてこないものです。
必然的に伐っては引き抜く作業となり、これが結構大変です。
3人がかりで頑張って、どうにか開けてきました。
竹を伐るにも充電式チェーンソーが大活躍
マキタの40Vmaxバッテリー仕様の「MUC009G」を駆使します。
今回は20cmガイドバーに変えてきましたが、これが大正解でした。
竹の直径を考えればこの長さで十分ですし、取り回しが良いし、研ぐのも刃数が少なくてラクです。
そしてやはり充電式の良さである低騒音、低振動はもちろん、電源オンオフの簡易さが、伐っては引き抜く竹伐採に最適です!
ちなみにチェーンは標準装備の80TXLという型式を使用しており、竹用は使っていません。
以前竹用を使ったことがありますが、大して切れるわけでもなく、その割に刃数が多過ぎて研ぐのが面倒過ぎて、メリットを感じませんでした
ちなみに伐る量が少ないなら、普通に売っている竹用のノコギリも優秀ですし、切り口はその方がきれいです。
竹をチッパーにかけて粉砕してゆきます
どんどん機械に入れてその場にばらまいてゆきます。
緑白の竹パウダーが、暗めの森の中で輝いています!
竹は処分費が高めで、そもそも搬出が面倒な代物。
現地粉砕処理は理にかなっています。
竹の伐り残しは厳禁!
←竹林内には、このような昔の伐り残しが沢山ありました。
これがあると歩きにくいだけでなく、チッパーのような作業車の底部やキャタピラに接触してトラブルを招きます。
竹は地面ギリギリまで伐りましょう!
そして竹林に風が通った
メンバー3人がかりで3日間。
全身ホコリで真っ黒になり、1人で3ℓの給水をしながらの苦行でした。
竹林のせいで元から生えていたであろう木は、下枝が全て枯れていました。
陽が当たるようになったので、元気になってくれると良いのですが。
Bさん、お呼びいただきありがとうございました!
でも、しばらく竹の伐採はご勘弁ください(笑)
記:稲垣
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