【長野市】お庭の年間管理でモッコウバラの強剪定
花後のモッコウバラの強剪定へ
昨年からお任せいただいた長野市内の2件のお庭。
モッコウバラの花が散ったので、その剪定がメインでした。
↑剪定前 ↑剪定後
これまでの剪定は、刈り込みのように外側だけ切るようなものでした。
そのため、今回は枯れた枝や古い枝、混み合い過ぎている枝に切り残しも徹底的に除去してみました。
↓もう1軒はこんな具合に。
こちらも同じく、てこ入れです。
生垣は向こうのアパートとの目隠しなので、特に目線の高さを濃いめに残します。
その他の庭木は軽めに剪定
最初の写真のお宅、引きで見るとこんな仕上がりです。
←モッコウバラ2か所と、前回透かしたチャボヒバを含めて、春夏はこれで終了です。
こちらのリクエストは「目隠しにしなくていいから、開放的に」というもの。
昨年は全体的に低くし、今年は徐々に透かしてみました。
チャボヒバの内側がもう少し芽吹いてくれると嬉しいですが、ちょっと難しそうです。
しばらくは現状維持でしょうか。
一番右のツゲ、真ん中あたりのヤマボウシは軽めの剪定に留めました。
こちらはお家の正面側。
これでも剪定後ですが、あえてごく軽めに留めてあります。
スカスカに剪定するばかりでは、酷暑に耐えられない?
あえて軽めの剪定、には理由があります。
ここ数年、木々の葉が少なめだと暑さにやられやすいように思うのです。
私も「胴吹き芽は全部取れ」「もっと風が通るように透かせ」と教えられてきましたが、どうもここ数年の酷暑には適さないのではと考えるようになりました。
特に日当たりの良い場所の広葉樹はそれが顕著ではないかと。
ですので、お客様に相談してご理解いただいたうえで、暑くなる前は軽剪定を試しています。
もちろん「それでもスッキリさせたい」という方には、リスクを説明したうえで強めの剪定も実施いたします。
そこもお庭の年間管理の利点
夏剪定を軽くしたぶん、涼しくなり始めた秋には強めに剪定できる木もあります。
1年1回の剪定では、それができずに季節関係なく強剪定になりがちです。
当サービスでは1年1回のお手入れとほぼ同等の料金で、複数回のお手入れに伺います。
※3月末を〆とさせていただきます
もちろん、これが非効率なやり方なのは承知のうえです。
でも、年1回の大運動会のような剪定は嫌いです(笑)
お得に常にキレイなお庭を提供すべく、チャレンジしてゆきます!
記:稲垣
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