長野市で落葉樹の冬剪定
師走となり、長野市周辺の山々も白くなりつつあります。
今年度のお庭のお手入れも大詰め。
葉が落ちた後の木を主に、各お庭の剪定に伺っておりました。
モミジの剪定をいくつか
↑こちらはモミジの剪定後を下から見た図
枝ぶりがかわいいですね。
「低くして欲しい」ということで頭をしっかり落としたので、枝数が少なめになってしまいましたが、ご主人には喜んでいただきました。
モミジはあまり手を入れないほうが良いですが、いつまでも成長させたままだと困ることもありますよね。
こればっかりは仕方ありませんから、強剪定の適期である冬のうちに手を入れてしまいます。
↑こちらは別のお家のモミジ(剪定後)
いかにも人が手を入れた感のある形ではありますが、これはこれで格好いいですよね。
私が担当する前からご主人が良いお手入れをされていたおかげです。
ご主人も
「今年の紅葉も見事だったよ」
とのことで、やはり落葉樹の剪定は紅葉を楽しんだ後がいいよなぁと、あらためて思いました。
ハナミズキの剪定も
↑剪定前
↑剪定後
強剪定から3年目となり、大きさはそのままに枝数を減らします。
シルエットも高さもキマってきており、来年はあまり手を入れなくても済みそうです。
↑こちらは別の木(剪定後)
3年前に初めて会った時は幹のてっぺんから徒長枝が無数に出ており、ノコギリが入らず往生しました(笑)
間引いた枝がそれなりの形になってきてくれて、今回は片手に乗る程度の枝を取っただけで済みました。
もうちょっと下の枝が復活してくれると嬉しいですが、通行する人との干渉を考えると難しいか・・・。
↑3年前に枝を落とした切り口も、うまくふさがってきてくれています。
今後も見守らせていただきます!
冬剪定の宿題もぼちぼち終わり。
庭園管理は、次の春から常緑樹の剪定や消毒から再開ですね。
葉の落ちた枝を悩みながらつまんでいくのは楽しいお仕事です。
今日もありがとうございました!
記:稲垣
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