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長野市で松の強剪定

以前からご依頼のあった赤松の強剪定が続きました。

  

松の剪定適期とは?

「春のミドリ摘み、秋のもみ上げと透かし」

というのが一般的ですし、私も先輩から教えられて実践してきました。

寒くなってからも、指示どおりに強めに透かし剪定をしていたものです。

 

しかし、それがいつ何時も正しいのでしょうか?

 

松は悪環境に強いので、少ない枝葉の状態で信州の冬を耐えるには耐えるのだろうけども、決して快適ではないのではないか。

強剪定するなら、常緑針葉樹も春先が適しているのでは・・・。

 

そんなことを考え、「いつでもいいよ」というご依頼主に甘えて、暖かくなるまで剪定を引き延ばしていました。

 

そして長野市で松の剪定に取りかかる

まずは一般家庭の低めのものから。

繁った赤松

3年ほど放置されていたとのこと。

将来的な電線への接触、雨どいへの枯れ葉を気にされておりました。

 

枯れ葉枯れ枝をひたすら除去し、幹を磨き・・・。

剪定された赤松

↑完成です。

西日で撮れなかったので、別角度から。

 

頭を落としてしまいましたが、横広がりでそれなりに格好がつきました。

これから葉が茂ってくるのが楽しみです。

 

もう1本も長野市の赤松

スポーツ施設の松です。

「伐採の案もあったけど、せっかくだからと思って」というわけで、取りかかります。

こちらは何年も放置されていました。

 

長野市の赤松

↑作業前

 

↑作業後

しっかり透かしてみました。

 

今後のコストを抑えようと低くしつつ、越境部分は落としました。

これからほどよく繁ってくれると、過ごしやすい日陰を提供してくれるでしょう。

 

今回は2件ともやり直しの剪定ということで強剪定かつ丁寧に施業させていただきましたが、もっと簡易にして料金を抑えることも可能です。

 

放置されていた松の強剪定、好きなんです。

じっくり向き合っている時間がいいですね。

 

今回も楽しいお仕事をありがとうございました!

 

記:稲垣

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